高校教師×パート衛生士の資産形成ブログ

パートDH(歯科衛生士)の主婦による資産形成の備忘録です。また都立高校教師の妻が日々感じている「学校」や「教師」の不思議についても発信します。

初心者向け☆投資信託とETFのメリット・デメリット

おはようございます、オズ君ママです。

投資を始めて約1年が経ちました。NISA口座を活用してETF中心の運用なんて言いながら、個別株にトライしては高値掴みで含み損を抱える日々・・こんな経験も、10年後には「あの時は絶好の買い場だった」と思えることを信じて、暴落に怯えず相場に居続けます(*'▽')

以前に株=ギャンブルだと思っている人向けの記事を投稿しました。 

www.ozukun3130.com

本日はその続きで、投資信託やETFについて投資未経験の方向けの記事を投稿します。毎日のように専門家が「日本株は今が買い時」なんて言っていますが(笑)、含み損が心配な方は個別株ではなく、パッケージ化された商品を選びましょう。もちろん含み損を避けることはできませんが、ドルコスト平均法により、心の安定は保てるはずですよ(*^^)v

投資信託とは

まずは「投資信託(略して投信=ファンド)」について。
皆さんは福袋とか、お菓子のアソートパック(いろいろな種類が入っているやつです)とか、あるいは旦那のツマミにお刺身や天ぷらの盛り合わせとかって購入しませんか?
そんなイメージです(笑)それが投資信託です。株の盛り合わせですね。
「投資家から集めたお金を一つの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品」(投資信託協会より)
ということです。100円から買えますが、100円で1株2500円のドコモ株は買えませんよね。でも25人がお金を出し合って2500円になれば、1株買える資金が集まります。信用できるファンドに手数料払って運用をお願いし、儲かったら自分も評価額がプラスになりますね。(もちろん元本保証はないので、マイナスにもなります。)
「イヤイヤ、私は盛り合わせじゃなくて、大好きなマグロとウニが食べたい!」という方は、個別株を買いましょう。身近な企業を応援する気持ちで。投資信託はいろいろな会社の株をまとめて買うことになるので、中身を見ると聞いたことない会社がたくさんあります。中にはダメな会社もたくさん・・(〇〇の福袋みたいに)

旦那の初購入銘柄

旦那が初めて買ったのは投信ではなく、個別株の「ライオン」です。我が家は洗剤は「花王」のアタック、柔軟剤はソフランを使っています。花王は連続増配で今後も配当金を出し続けるはずですが、株価が高過ぎて、手を出せません。なのでライオンを買ったとのこと。
そして株価が20円ちょっと=100株なので2000円ちょっとプラスになったところで売却。人生初めての株で、初めてのキャピタルゲイン(売却益)でした!
この時はさわかみ投信の澤上篤人さんの本を読んで影響を受けた直後なので、
・応援できる会社を見つける
・株価が下がってきたら購入(応援)する
・にわか応援団が集まって株価が上昇してきたら、一旦売却する
・にわか応援団がいなくなり下がってきたら、再び応援する
という内容に共感し、株価を眺めては売買していました。旦那もにわか応援団の一人ですね(笑)
つみたてNISAやひふみ投信を定期積立しつつ、身近な個別株(ヤフー、楽天.、銀行株、商社株)を下がっては買い、上がっては売っていて、お小遣い程度にプラスになっていたようです。悪夢の11月、我が家の「菅ショック」までは…KDDIの暴落により、個別株のリスクを体感しましたね(+_+)
そういえば先日KDDIから株主優待カタログが届きました。チビたん名義で100株保有、権利確定後もう上昇しないと思って売却した翌週、一気に上昇していましたね( ゚Д゚)
 
インデックスファンドとアクティブファンド 
とあるブログで、「思考停止して楽天VTを買い増すのが最強」とあり悩んでいましたが、結局つみたてNISAのメインはeMAXISのS&P500、iDeCoで楽天VTIと米国頼みの投資です。
投資信託もいろいろな種類があり、目標となる指数というのもそれぞれ違うので、細かいこといえば選択肢がたくさんあります。つみたてNISAだけでも100以上ありますからね。ただ我が家のような素人投資家が選ぶべき投資信託=ファンドは
  • 買付手数料が無料(ノーロード)
  • 信託報酬(毎年のコスト)が低い
  • 自分の納得できるエリア(日本、米国、欧州、新興国、全世界)を対象としたファンド
くらいでしょうか。もちろんひふみ投信とか信託報酬が約1%のアクティブファンドと呼ばれるものでも、パフォーマンスは期待できるとは思いますが、私たちのような素人は平均点を目指すインデックスファンドがおススメです。リターンばかり見ていると、リスクが許容範囲を超えますからね。何事もバランスが大切です(´・ω・)
株式と債券のバランス
我が家はほとんど保有していませんが、暴落時は「債券」の方が下げ幅が小さいので、リスクを減らしたい人は「株式:債券」を「7:3」とか「5:5」にするといいですね。ただ長期で見ると、過去は株式のリターンが最も良かったと本にもありましたし、暴落時は含み損と向き合うしかないので我が家は株式中心です。定期積立なら基準価額が安い時にはたくさん購入できているので、含み損=買い増しのチャンスです。心の安定にピッタリの言葉です(*´ω`*)
NISAとつみたてNISA
NISAは個別株も買えますが、つみたてNISAは投資信託のみなので、どちらを選ぶかは好みだと思います。我が家のように、夫婦で別にしても良いと思いますよ。今は投資資金がほとんどないという方はつみたてNISAでコツコツが良いですが、数百万円の貯金がある方は、NISAで個別株も面白いです。NISAで外国株を買うならSBI証券がおススメですよ。
私はNISAで海外個別株&ETFを購入しています。ETFも「上場投資信託」ですが、これについては後程。
とにかく、投資をすることで「お金に働いてもらう」というのを肌で感じることができるので、未経験の方々が一歩を踏み出すきっかけになればと思います。単品で注文するか盛り合わせで注文するかの違いですので、投資信託はお好みで。元本保証はないので、運用を人に任せてマイナスになるのが不満なら、個別株にチャレンジしましょう!!(個別株保有にコストはかかりません!)
ちなみに私が初めて購入した株は・・「KO(コカ・コーラ)」です。いきなり米国個別株です。日本のコーラはダメです。
その理由は・・「旦那が大好き」だから(*´Д`)
どう見ても体に悪そうです、あの色。体壊すからやめてほしい。あの砂糖の量。歯にもよくないです。でも子どものようにコーラを飲んで満足している姿を見ると「これはみんなやめられないわ」と思います。究極の嗜好品です。皆さんも身近な企業から投資を始めましょう。

次に、私が昨年からコツコツと購入しつづけている「ETF(Exchange Traded Funds)=上場投資信託」についてです。

ETFって何?

投資未経験の方には聞きなれないかもしれませんが、最近はウェルスナビといったロボアドバイザーも増えていますので、なんとなく聞いたことあるけど「よくわからないからやらない」という方も多いのではないでしょうか。
「もったいない」ですね。お金に働いてもらわないのは。
ちなみに我が家はロボアドバイザーはやる気が一切ありません。何故か・・
「手数料高過ぎ!」
「自分でやりたい!」
とはいっても、完全ほったらかしにしたい人にとってはオススメですよ(^^)詳しく見ていきましょう。

投資信託とETFのメリット・デメリット

まず通常の投資信託だと
  • 分配金(株でいう配当金)が自動で再投資され、課税されない
  • 円で定期的に買い付けができる
というメリットがある一方で、
  •  特別分配金のように、元本を取り崩して分配金を出すようなファンドがある(高齢者に人気の毎月分配型のもの)
  • 基準価額(株でいう株価)は1日が終わって初めて、算出される
このような特徴があります。
一方ETFは
  • 分配金は利益からしか出さない
  • 上場しているので、リアルタイムで取引ができる
  • 全世界で取引されていて、流動性が高い
 ただし、
  • 分配金を出す度に税金が取られる
  • 分配金再投資が自動でできず、手間がかかる
という特徴があります。
このような特徴を踏まえて、投信を買うならお好きな方を選びましょう。正直・・
「どっちでもいい」と思います(笑)

 投信orETF  我が家の場合

例えば旦那が保有する楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)という投資信託は、楽天投信投資顧問(株)がVTIという「全米に幅広く分散投資ができる」ETFの1つを購入するという、なんともわかりやすい商品です。 
  • 円で買えて税金も先延ばしにできるけど、その分コストのかかる投資信託(楽天VTIの実質コストは0.3%ちょいらしいです)
  • 分配金出す度に課税はされるけど、コストが安く売買しやすいETF
どっちを選んでも大差はないと思いますので、好みの問題ですね。私は課税されようが現金が定期的に入る方が嬉しいのでETFですが、配当再投資を自動でしてくれるので、投資信託は楽ですね。悩んだらとりあえず楽な投資信託を買いましょう(笑)

ETFの手数料とコスト

私はSBIのNISA口座を活用しているので、海外ETFの買付手数料は無料です。投資信託はノーロードが当たり前になっていますが、海外の個別株は結構手数料がかかるので、今は数十ドルで1株ずつ買うという日々です。先日もPFFやSPYDを1株だけ購入しました。
ちなみにVTIの信託報酬はなんと0.03%です。楽天VTIは実質0.3%かかるので、この差は大きいですが、どちらも素晴らしく低コストです。ここ最近の信託報酬はかなり良心的らしいですよ。(私は昨年投資を始めたので実感ないですが)
低コストのインデックスファンドを買っておけばまず心配はいらないです。投信とETFは私もかなり迷いましたが、株価のチェックとか円→ドルのタイミングとかを「手間」と思うのか、「楽しい」と思えるかの違いです。というか、ETFにもいろいろあり、円で海外に投資できるのもあります。(流動性が低いですが)
先程挙げた、ウェルスナビは「VTI(全米)・VWO(新興国)・AGG(債券)」その他数種類のETFを、その人のリスク許容度に合わせて機械的に配分してくれるという素晴らしい商品です。信託報酬は1%とシンプルなので、完全にほったらかしにしたい方にはおススメです。リバランス(あらかじめ決めた配分に戻すこと)にかかる費用も含まれているので、「1%というコスト」をどう判断するかです。私は自分の好きなタイミングで、自分なりの配分にしたいのでウェルスナビはやりません。我が家の方針は株式中心ですし。

 結局何が良い??

結論として、未経験の方々はこのように選んではいかがでしょうか。
〇コスト払うから、極力ほったらかしで
 →ウェルスナビ(ロボアドバイザー)を定期積立
〇コストも抑えて、自分が希望するエリアに投資したい
 →希望エリアの投資信託を定期積立(つみたてNISAを活用)
〇手間をかけてコストを極力抑え、購入を楽しみたい
 →ETFを自由に購入 個別株にもチャレンジ(NISAを活用)
自分が応援できる会社のみ投資したい
 →個別株を10~20種類に分散して購入(NISAを活用)
 
〇結局、銀行に預けておくのが一番だと思う
 →預貯金のリスクについて勉強しましょう(お金の価値は年々下がっています)
 
個別株のみの方は、セクター(テーマ、ジャンル)が偏らないよう注意しましょう。上がる時は良いですが、下がる時は悲惨なことになります。といいつつ、弱小投資家夫婦の我が家はBTIやMO、JTなどジャンルが偏っています(^_^;)
私たち夫婦も昨年投資を始めて、ようやく「素人投資家」といえるくらいまでの知識は身についたと思います。これから「生涯投資家」として投資生活を適度なストレスで楽しみたいですね。皆さんも素敵な投資ライフを!(*^-^*)