高校教師×パート衛生士の資産形成ブログ

パートDH(歯科衛生士)の主婦による資産形成の備忘録です。また都立高校教師の妻が日々感じている「学校」や「教師」の不思議についても発信します。

新NISAが始まってもiDeCoを使い続けるただ1つの理由。

おはようございます。

2024年からスタートした新NISA、円安効果もあり年初一括投資組はまだまだ含み益のはずですが巷では「新NISAを損切り」なんてネタも流行っているようで・・私たちのような凡人は毎月定期的にコツコツと優良投資信託を購入すればOKなだけなんですが、成長投資枠なんて言葉に騙されて個別株に投資をしては、含み損を抱える素人投資家も多いとか。私の米国個別株なんて-90%になった銘柄も・・

「資産の最大化」であれば投資信託、「キャッシュフローの最大化」であれば配当銘柄をコツコツ買い増しが正解ですが、シロクマ家はハイブリッドと称して両方を買っています。とはいえメインは米国投信で、話題のインド株は買う気がありませんし半導体関連株もよくわからないのでスルー。この5年間投資をしてみて、結局S&P500を上回るリターンなんて無理だとわかったのでコア(資産の半分以上)は米国投信でいきます。(サテライトは配当銘柄とリスク大の暗号資産)

現在家族4人の資産合計は1700万円程度ですが、この中にはジュニアNISAとiDeCoも含まれています。ジュニアNISAはこのまま10年以上放置するとして、iDeCoは「原則60歳まで引き出せない」というデメリットが大き過ぎるので新NISAだけで十分という声も多いですね。旦那も一時は掛金を5千円まで減らすことを検討していましたが、とある動画を見てから考え方が大きく変わったそうです。

シロクマ家が新NISA開始後もiDeCoを活用する理由はただ1つ、旦那のようないわゆるサラリーマンの方が投資する場合、新NISAでの投資では手取り(税引後)の給料から毎月一定額を拠出するわけですが、iDeCoだけは税引前の給料から拠出できる(所得控除の対象)のが最大のメリットなわけですね。「いくら所得控除の対象になっても、60歳まで引き出せないんじゃ使いづらい」という声はもちろんわかりますが、資産形成で最も厄介なのが税金で、新NISA最大のメリットは「配当金や譲渡益などの利益が非課税」ですが、そもそもその投資のための種銭(給料)からは税金が大きく引かれています。iDeCoは節税がほとんどできないサラリーマンが唯一「税引前のお金を運用に回せる」制度であり、じぶん年金という老後の資産形成に欠かせない武器だという指摘は確かにその通りだと思いました。それ以外のメリットデメリットもいろいろありますが、税引前のお金を運用に回せ、絶対に引き出せない=超長期運用できるこの商品を使わないのはもったいないと思えるようになりました。新NISAの枠を最短で埋めることも良いですが、税引前のお金を超長期運用に回すことで老後の資産形成を行い、残りの余剰資金をいつでも引き出せる新NISAで長期運用。これがサラリーマンの資産形成に最も適していると思うので、引き続き上限1.2万円を投資し続けます。今年の12月からは上限が2万円に上がるようですが、もちろん掛金は2万円に増額予定↓↓

最後に現在のiDeCo運用状況について。

先日初めてスイッチングをしまして、現在の積立銘柄は楽天SP500です。(スイッチング後、楽天VTIが1か月分だけ購入されていますがこのまま放置)

2018年からコツコツと毎月1.2万円積み立てを積み立てた結果、81万円の投資額に対して評価額は157万円、もうすぐ2倍になりそうです。最高値付近でも積み立てをやめず「高値掴み」になりそうな時でも変わらず買い増すだけで年間約22%の利回りです。グラフを見ての通り、〇〇ショックの時はもちろん大きく下がりますが後で、振り返れば大体その時が買い場ですね↓↓

2020年といえば米国株も日本株もかなり安かったわけですが、「まだ下がる!!」と2番底を信じていた人たちは買い増しできていないはず。どんな時でもドルコスト平均法でひたすら買い続けていれば平均点は取れるし、iDeCoの場合所得控除があるので税金の繰り延べ効果もあります。出口戦略はルール次第で変わりますが、今支払う税金を確実に減らし、今のうちに投資信託の口数を増やしておくことで将来大きな資産に化ける可能性が高いと信じて、優良投資信託をひたすらバイ&ホールドが正解ですね。