おはようございます。
先日の記事でご紹介した通り、マンションの資産価値が大雑把ですがわかりましたので、それを基に最新版シロクマ家のバランスシートを作成してみました。
資産形成でとにかく大切なのは純資産を積み上げることと、リスク管理です。そのためにまずは現在の家計の財務状況をしっかりと理解する必要がありますね。家計簿でわかるのはお金の出入りだけで、純資産までは想像できません。
そもそもバランスシート(略してB/S)というのは、左側に資産、右上に負債、右下に純資産が書かれたもので、貸借対照表と呼ばれているものです。
家計版バランスシートの作り方 実態知り万一に備え|NIKKEI STYLE
資産=負債+純資産
純資産=資産-負債
どちらも同じことですが、このB/Sの純資産部分がマイナスなら「債務超過」なので家計としてはとても危険です。
例えば3000万円の新築マンションをフルローンで購入すると、負債に住宅ローン⇒3000万円が入りますが、そのマンションの価値が購入直後に2割くらい下がるとすると、左側の資産には不動産(自宅)⇒2400万円が入り、その他の資産がないと600万円の含み損となるわけですね。(B/S①)
もちろん実際には資産に預貯金や保険の加入、負債にもカーローンやカード未払い金などがあるはずです。預貯金が500万円だとして、その他の項目を適当に入れるとこんな感じでしょうか。(B/S②)
このように家計を「見える化」してみると、預貯金額だけでは見えない家計の状況がわかります。「新築マンションは✖」「借金はなるべくするな」「カードは使うな」なんて言われる理由がよく分かりますね。特に新築マンションは購入直後に「2~3割下がる」なんて言われていますので、資産がないと一気に債務超過となるので要注意です。ではシロクマ家はというと、マンションを購入した直後はおそらく純資産がマイナス300万円前後でした。あの家計状況で新築マンションに手を出すというのはなかなか危険な選択でしたね(笑)
ただ結局のところ、純資産(=資産ー負債)がプラスでその数字が高ければ高いほど安全な家計と言えますので、負債があろうと資産がそれ以上に積み上がっていれば心配ありません。債務超過のシロクマ家でしたが幸い購入時からマンション価値は上がり、また2018年から投資を始め株価も順調に伸びてますのでおそらく現状はこんなB/Sかと思います。
預金は恥ずかしいので伏せますが、余力はほとんどなく生活防衛資金という考えはあまりありません。(いざとなったらつみたてNISAでも売却すればOK)あと退職年金という項目がいくらなのか旦那もよく分からず、これらを抜いた純資産(推定)が現在プラス1500万円を超えています。
注)この数字は妄想に過ぎません(笑)
一応我が家の目標は「2023年末までに資産1千万円」なんですが、自宅マンションの含み益が大差なければすでにこの目標は達成できているのかもしれません。
マンションの含み益?を除いて考えると純資産はプラス600万円程度なので、毎月公開している保有株式等の評価額(7月末時点で884万円)からは大きくマイナスとなります。8月12日現在すでに株や暗号資産の売却がありB/Sに反映されているのもありますが、奨学金等のローンは借金ですので、当然ですが純資産には大きな影響を与えます。低金利や無利子ならまだいいですが、2%を超えるローンは即返済した方が良いですね。複利の力は借金でも大きな威力を発揮してしまいます。
B/Sを作成してみて純資産が順調に積み上がっていることは確認できましたので、取りあえずの今後の目標としては、
①純資産 1千万円
(マンションの含み益を除く)
②純資産 2千万円
(含み益も合わせて)
の2つを目標にします。本来の純資産の意味だと②が正解ですが、マンションの価値は売るまでわかりません。私は売る気も一切ありません、まあ残債以上で売れることは確実なので一安心ですが。
暗号資産が大きく上げたのでいくらか売却したところそこから更に上げています。米国株も中国株ADR以外高いのでここは無理して追わず少量だけ買い増して、大ヤケドしないよう割安な日本株銘柄を探します。下手に動かなくてもセールはある日突然やってきます・・