高校教師×パート衛生士の資産形成ブログ

パートDH(歯科衛生士)の主婦による資産形成の備忘録です。また都立高校教師の妻が日々感じている「学校」や「教師」の不思議についても発信します。

いよいよNISAとつみたてNISAが一本化?恒久化は?老後2000万円問題の対策方法☆

おはようございます。

昨日の讀賣新聞の1面に「(一般)NISAとつみたてNISAの一本化」について載っていたそうですね。帰宅した旦那から聞きまして、早速検索すると「一本化は見送り・・」というタイトルばかり出てきます。・・・??どうなってるんでしょうか?本日はこの内容について。

NISAって何?

(一般)NISAは「少額投資非課税制度」です。年間120万円までの投資なら売却益や配当金が非課税(本来は20%ちょっと課税)で、2023年まで投資が可能です。2014年から始まった制度ですが、私は当時、こんな制度は知りもしませんでした・・

最大120万円×5年間=600万円分が非課税ということですが、我が家にそんなお金はありません(笑)投資信託だけでなく個別株も購入できますし、外国株もOKです。(ただし国によって現地分の課税はされます、米国株なら10%)

メリットばかりの制度ですが、損益通算ができないのが最大のデメリット。ロールオーバーという仕組みもありますが、とにかく売却時に取得単価を超えていないと結局は損をしてしまう可能性があります。ということは、ある程度利益が出た段階で売却を考えるか、高配当&増配銘柄に絞って投資するかですね。(ただし下落のリスクは当然ありますので、回収できるかは難しいところです)

リセッションが近いと言われていることもあり、常にこのデメリットを意識して売買をしてしまいます。「長期投資のために始まった制度なのに、短期売買に使われてしまっている」というのはその通りだと思います、SBI証券の買い付けランキングもこんな感じ(笑)↓↓ 

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どう考えても長期投資とは思えない銘柄が・・(笑)私の場合、NISA口座は現在米国株のみで、買付手数料が無料のETF(SPYD・VTI・PFF)が中心です。最近は割高に見えてしまい、ほとんど買い増しできていません。

つみたてNISAがスタート

2018年から始まりました。年間40万円×20年間投資可能なので、最大800万円もの枠があります。しかもいつ始めても20年間分の非課税枠がゲットできるようになりましたので、今年の分を慌てて投資する必要もなくなりましたね。とはいっても月約3.3万円をコツコツ20年間積み立てられれば高確率で大きな利益がゲットできる仕組みですので、早く始めるのに越したことはないと思います。NISAとiDeCoで老後2000万円問題なんて何も心配ありません。

NISAと同様損益通算はできません。ただiDeCoと違いどちらのNISAも途中で売却(全部でも一部でも)し現金化することが可能ですので、無理のない範囲で積立できればOKですね。現状対象は投資信託のみであり、配当金という精神安定剤が欲しい方には不向きです(笑)(配当再投資を自動でやってくれますので、配当金出すより効率は良いですよ・・あくまでモチベ維持の話)

ISAって何?

NISAはイギリスのISAという個人貯蓄口座の日本版です。(NIPPONのNです笑)ISAは成人の約4割が活用しているとのことで、日本よりもはるかに投資が普及していますね↓↓

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といってもISAには株式型と預金型の2種類があるようです。日本人は間違いなく預金型に殺到するでしょうが(笑)、イギリスでは両方の口座が持てるそうです。

ISAの特長として、

・年間拠出額が設定されていて、売却益を再投資しても非課税枠は減らない

 (日本の場合、30万円の売買を4回やったら終了・・)

・運用期間の恒久化を実現

 (元々は日本のように期限有)

・他の金融機関口座への移管が可能

といったものが挙げられます。日本よりもはるかに制度が進んでいるように思えますね。素人なのでよくわかりませんが・・

ISAのまんまでよくない!?

と思ってしまいます(笑)

NISA一本化&恒久化へ向けて

こういった投資の話になると必ず「お金持ちを優遇している!」という批判もあるそうですが、それが資本主義なんですよね。日本でももっと金融教育が盛んにならないと、恒久化は厳しいでしょうか。

一本化に向けた議論がどこまで進むのか、併用中の我が家はとても気になります。個人的な理想はこんな感じ。

・期間の恒久化を実現

・投資額は年間100~120万円(月約9~10万円)

 ↑ここはiDeCoの拠出上限金額と合わせて検討

・配当金再投資分は投資上限額に含めない

・投資対象は現状のNISA同様個別株をOKに

これなら長期投資向けの仕組みとして良いと思いますがいかがでしょうか?

あとジュニアNISAについても80万円×5年間ではなく、それこそ40万円×20年間とかにして欲しいですよね。引き出し不可でOKなので。学資保険のように子どものため毎月少額をコツコツ積み立てたいのに、「5年間しか投資できません」では活用しづらいです・・

ISAもできた当初から時間をかけて制度が改善されていったようですので、NISAもよりよい仕組みに変化していくことを願っています。令和の時代は「貯蓄から投資へ」を実践するのに最適なスタート時期ですね。投資するお金がないと悩んでいる方、少額で良いので少しずつ資産運用を初めて豊かな生活を送りましょうね(*^^*)