おはようございます。
安倍総理の要請を受けて東京都が一斉休校を始めてから2週間が経過しました。ようやく登校が再開した地域もあるようですが、旦那が働く都立学校は修了式まで休校と決まっています。
というわけで本日は最近のとある都立高校で働くシロクマ先生が現場の様子をリポートします。
時差通勤や在宅勤務が可能に!
まず出勤時間が複数用意され、3月末までは自分の希望する時間帯に出勤できるようになりました。(それでも変更しない先生がたくさんいるらしいですが・・生徒も来ないのになぜ??)
それよりも大きな変化として、なんと在宅勤務が可能になりました。旦那の学校でも現在は一部の先生方(主幹教諭以上?)にだけパソコンが支給されているらしく、今後は働き方改革で全員に支給されるかもしれないとか。現在はコロナで大変な状況のため、なんと誰でも事前に申請すれば在宅勤務が可能となったようです!勤務時間前後に電話連絡orメールさえすれば、特に業務内容の報告や証明書類もなく在宅勤務が可能です。デイトレーダーになっている先生がいたりして(笑)
とはいってもパソコンがないと事務作業が何もできないので、在宅勤務なんて現実的じゃない・・と話していた旦那ですが、勤務校の休暇等が書かれたホワイトボードに並んだ先生方の名前が笑えたそうです。
『在宅勤務』
A先生(副担任です)
B先生(この人も副担任です)
C先生(もちろん副担任)
D先生(当然副担)
E先生(副)
F先生(言うまでもなく)
・・・他数名(副)
とまぁ見事に副担任の先生方の名前が並んでいました。担任の先生方の名前は0です。というのも今週は成績会議があるらしく、担任は全員の成績を確認したり進級できるかどうか、課題が出ている生徒へのフォローとか在宅ではできない仕事があるからですね。副担任の先生は毎日が夏休み状態、生徒が来ない学校に来たところで何もやることがありません。毎日「家で授業準備に励みます!」と言えば基本的に出勤の必要はないんですね。なんとも羨ましいです。
副担任なのに毎日出勤している先生もいますが、来年度担任となる先生ですね。新入生の説明会に向けた準備などで今が慌ただしい時期のようです。ちなみに旦那は担任としてクラスの子どもや保護者の対応をしながら、来年度も新入生の担任として働きます↓↓
一向に在宅勤務する気配がありません。とはいえ毎日休暇を取って早めに帰宅はしてくれますので大助かり。食材を買ってメニューさえ決めておけば、18時過ぎには料理が並んでいます(笑)
特別休暇が認められることに!
在宅勤務だけでなく、以下のようなケースでは特別休暇も認められるようになりました。
・休校中の子どもの面倒をみる必要がある
・自分あるいは家族に発熱や咳等の症状がある
・コロナ感染者と濃厚接触の可能性がある
このような場合は有給休暇ではなく、特別な休暇扱いにしてもらえるようです。特に共働きのママさん先生は今回の一斉休校でかなり大変なことになっているので、こういった先生方へは同僚も「やっとくから遠慮せず休んでね!」と温かい雰囲気とのこと。
ちなみに↓こちらの記事↓で紹介した問題アリの先生はというと、
特別休暇について管理職の先生から連絡があったちょうどその日に発熱(?)し、『医者に4日間安静にと言われたからしばらく休む』といって姿が消えたそうです。病院の診断書とか濃厚接触で疑われる理由とかも特に報告する義務がないとのことですので、生徒と関わる必要がない部署の先生や毎年副担任の先生は毎日が春休み。給料は同じなのに羨ましい・・
終わりに・・
コロナショックで大変な中新年度が始まるということで、4月からどうなるかとても心配ですね。長女のチビたんも幼稚園生活がスタートしますが、入園式は保護者1名のみとのお知らせ。そもそも旦那の学校は同じ日に入学式があるため、もともと参加はできないんですが。「入学式は副担任に任せるか(笑)」なんて冗談で言っていますが、ママさん先生って実際こういう時どうするんでしょうか・・??家庭を優先できる社会になって欲しいですが、理解を得るのはかなり難しいでしょうねー(T_T)