高校教師×パート衛生士の資産形成ブログ

パートDH(歯科衛生士)の主婦による資産形成の備忘録です。また都立高校教師の妻が日々感じている「学校」や「教師」の不思議についても発信します。

引越料金、どこまで節約できる?相場はいくら?最安料金は〇万円!

おはようございます。

我が家は一昨年の12月、今住んでいるマンションを購入し引越しました。都立高校で教師をしている旦那には異動がありますが、他県に転勤なんてことは当然ありませんのでこの家にずっと住み続けるつもりです。ところで皆さんは現在の家に引越しをする際に「引越料金」をいくら払ったか覚えていますか?本日は引越しにかかる費用について、引越し会社で1年間アルバイトをしていた旦那の経験談からご紹介。

引越し料金の相場 

以前に賃貸や売買契約時の諸費用節約についてエントリーしました↓↓

www.ozukun3130.comwww.ozukun3130.com

こういった諸費用については、値引き可能なものがたくさんあります。とはいっても、何も言わない人は知らずにそのままお金を搾取されてしまいます。

税金みたいですね(笑)

「確定申告?めんどうだからいいやー」という方は、結構払わなくていい税金が取られている可能性があります。あとは家電量販店でのお買い物。私は「値引きするのが当たり前」という感覚でいますが、値札のままで購入する方も多いですよね。旦那の祖母も冷蔵庫を値札の金額のまま購入しようとして、旦那が値引き交渉したところ〇万円分割引&ポイントバックを得られたのを見て、

「アンタ、怪しいことしてないよね!?」

と疑われていました(笑)

引越し料金もこれと同じです。見積もりを取ると、営業マンが電卓を用いていろいろな計算を始めますが、あれもパフォーマンスに過ぎません。まず提示されるのは、値引きする前提での金額。「紹介で基本料金から30%off」「〇〇割引適用」とかいろいろサービスしているように見せていますが、結局提示される金額は同じような額です。営業マンも人を見ているので、

①高くてもOKな人

②「〇〇%割引」と言えば契約してくれる人

③交渉に付き合い「特別にもう少し割引きます」と言えば契約してくれる人

④とことん粘ってくる人

⑤相見積もりのために、金額だけ知りたい人(契約はなさそう)

こんな感じで、段階的に落としてきます。①と②で契約を取れれば優秀、③で取れれば会社としては十分ですね。⑤だと判断したら営業は終了です。

引越しの比較サイトでいろいろな「料金相場」が出てきますが、旦那がいうにはどれも高過ぎます。SUUMOでは単身の引越しが3万~5万円、繁忙期だと4~6万円、3人世帯だと8万円、繁忙期は11万円とあります。確かにこれくらいが一般的な「相場」と呼ばれる額ですが、大手の引越会社でももう少し下げることが可能です。ちなみに何も交渉しないとこれ以上の額で契約を取ろうとしてくるので要注意!最低限2社以上で相見積もりを取りましょう。「この後サ〇イさんも来るので・・」「ア〇さんはいくらでやってくれるみたいですけど・・」みたいな感じで。他社が来ることがわかると、「即決してくれたら〇〇サービスします」なんて言われますが、保留にして必ず比較しましょうね。

ちなみに我が家(①②は旦那)の引越し料金は、

①1K⇒1K 2万円

平日フリー便、距離は電車で30分程度

②1K⇒2DK 3万円

平日午後便、距離は電車で1時間半程度

③2DK⇒2LDK 5万円

日曜午後便、距離は自転車で10分

④2LDK⇒3LDK 8万円

平日午後便、距離は自転車で10分

でした。①②④が同じ会社で旦那がアルバイトをしていた会社、③はライバル会社です。どちらも評判は良い会社です。(ただし現場はもちろんブラック)

引越し料金を安くする方法

「相場」は、主に次の4つで決まります。

〇引越しの閑散期と繁忙期

〇荷物量(トラックの大きさ)

〇チーム何人で作業するか

〇作業時間(EV有か無か、場所は近いかなど)

これらに加えて、先ほどお話した①~⑤のどのタイプの人なのか見極めて営業マンは金額を提示してきます。

投資と同じように需要と供給によって価格は変わりますので、当然引越しの需要が大きい2月~4月の引っ越しはなかなか安くはできません。

ちなみに旦那は大学4年生の2月にアルバイトを始め、翌年までの1年間は小学校の講師+引越会社の助手として働いていました。あまりの激務で社員も助手(バイト)も辞める人が多く、「使い捨て」という言葉がピッタリの労働環境だと話しています。夏場はただでさえ熱中症になる人が多いのに、「4階、エレベーターなし物件」とかに当たると次から次へとダウンしていきます・・

参考までに、さまざまな現場の引越を経験し、1年間多くの「料金相場」を見てきた旦那によると、

単身⇒2万円 3人以上⇒5万円

が最も安いラインのようです。(大手の場合、ただしエアコンの引越は除きます)

家電と同じように激安の会社に頼むともう少し安いかもしれませんが、作業が雑だったり社員の態度が非常に悪いというケースも多いと聞きます。サ〇イ、ア〇さん、ア〇ト、〇通辺りは社員の当たり外れはあるものの信頼できる会社だと言えそうです。(もう一度言います、現場はブラック)

先程の最安料金にするには、

・土日祝を避け、平日に設定

・午後便かフリー便を活用

・大物家具家電のみ引越し依頼

・最後に自分は④であることを猛アピール(笑)

ですね。当たり前ですが土日祝の午前中は大人気ですのでここの料金は結構高いです。新築戸建の方は大体ここに入れますよね。相場の料金の倍以上払っている方も多いです。ポイントはこちらから「この日が良い」というのではなく、「この辺りの平日なら休み取れるんですが、安い日ありませんか?」と聞いてみましょう。トラックの空き状況によっては「〇日の午後なら安くできます」なんて話になることも。

フリー便は子どもがいる人は避けた方が良いです。旦那も夜20時から引越し作業を開始したことがあります。単身の方は動きやすいと思うので、時間指定なしのフリー便は結構安くできるのでおススメです。

あとはレンタカーやカーシェア、実家の車を活用して小物は自分で運び、「大物の家具家電」のみ引越し会社に依頼するとかなり安くできます。家具家電が大きくても荷物量を「単身分」に減らせば、小さなトラックで2人での作業となり料金は大幅に節約できます。近場での引越しであればこちらも検討してみましょう。

 

例外として、新築マンションの場合「幹事会社」が決まり、幹事会社が日時の調整等を行います。他社で作業をお願いしてももちろんOKですが、何かあったらイヤだという理由で幹事会社にそのまま依頼する方も多いですよね。ということで幹事会社だと料金は安くなりません。幹事会社の料金を聞き出して、遠慮せず他社の見積もりも取りましょう。「作業時間が決められているので・・」なんて言ってくるかもしれませんが、現場でバッティングする心配もないので、交渉次第では結構安くできますよ!

もう1つ、エアコンの引越しがある場合に注意が必要です。エアコンは下請け会社に委託というケースがほとんどだと思いますが、作業員があの手この手で追加料金を取ろうとしてきます。(このマンションは〇〇が必要、ホースの長さが〇〇mなのでなど)追加の部品代はどう考えてもボッタクリ料金ですので、そういった追加料金が発生しないプランで先に手を打っておくと良いですね。理想は「エアコンは引越さない」です(笑)それか身近に作業できる方がいればきっと安くやってくれます。

これはおまけですが、処分したいものがある場合、「これ捨てたいんですけど・・」と小声で社員さんに話してみましょう。本来は追加料金が発生するのですが、意外と「良いですよ~」とやってくれる方も多いです。夏場の引越しであれば冷たいジュースなんか用意して、「暑い中ご苦労様です」と声をかければお互い気持ちよく引越しを終えることができますね。あとご祝儀を渡す場合、作業員1人1人に必ず手渡ししましょう。作業の丁寧さがきっと変わりますよ(笑)

最後に、乳幼児がいると引越し作業が2倍(・・3倍・・・4倍・・)大変になりますので、子育て中や出産予定の方は家族や友人を遠慮せずに頼りましょうね!