高校教師×パート衛生士の資産形成ブログ

パートDH(歯科衛生士)の主婦による資産形成の備忘録です。また都立高校教師の妻が日々感じている「学校」や「教師」の不思議についても発信します。

為替による円換算評価損益を見て感じた、投資信託のメリット。

おはようございます。

米国株中心で投資をしていますので、普段はドルでの評価額しか見ていません。たまに円換算評価額と見比べるとかなり違和感を感じるようになりましたので、投資を始めたばかりの方に向けて為替のお話。

外貨建(ドル)評価損益と円建評価損益

私のメイン口座はSBI証券、口座をお持ちの方でしたらおなじみのこの画面↓

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外貨建評価損益だとこうなります。プラスが多いですが、特定口座のBABAは結構な含み損です。

CXSE(中国のQQQみたいなETF)の含み損が大きいですが、誤差の範囲内です。(もちろん少しずつナンピン中)BTIが最近どんどん上昇していますので、このままプラ転してしまうと売却したくなってしまいます(笑)MOもPMも売ってしまいましたが、BTIだけはADR銘柄でNISA口座なら配当金がほぼほぼ貰えるので、永久ホールド&下がったら買い増したいんですが・・

先程の画像は外貨建(ドル)で、これを円換算評価損益の画面にするとこうなります↓

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BABA

+20.82ドル +5357円

BTI

-19.14ドル -12155円

以下も同様に比較をすると、当たり前ですが評価損益が全然違いますね。ちょっと前までドル円が103円前後でしたので、その頃に買った銘柄(BABA・CXSE・SPLG・VIG)は最近のドル高により円換算評価益が大きくなっています。

一方で投資を始めた2018年から保有しているBTIの場合、投資当初のドル円は113円くらいだったと思いますので、ドルベースでプラ転しても含み損はなかなか解消されません。つい数週間前まで-300ドル(-6万円)なんて状態でしたので、ドル円が80円くらいまで下落したら米国株投資家の阿鼻叫喚が聞こえてきそうです。

投資信託のメリット

ドル円次第で円換算評価損益が大きく変わる米国株投資。史上最高値を更新し続けていて新規参入の方もどんどん増えているように感じます。メディアでも「投資」「株」という単語が溢れてきましたので、バブルもそろそろピークでしょうか・・仮に大暴落が来たとしても、投資信託であればドルコスト平均法で毎月一定額購入して取得単価を下げることで、上昇相場に乗っかれます。しかも為替を気にする必要もありません。「分散のためドルを持った方が良い」「円への集中投資はキケン」これらの意見はもちろんその通りですが、恐らく多くの方はドルを保有する必要なんてないはず。ETFのコストは最安だしいろいろな投資対象があって魅力的なので我が家も活用しているわけですが、結局万人におススメできるのは投資信託ですね。

ただ楽天VTIやイーマクシススリムなどの投資信託は分配金を出さないので、課税されてでも配当金(分配金)を貰いながら投資をしたい方や、為替差損益を使っての損出しとかのメリットを活用したい方は、ドルで投資もアリです。

とはいえつみたてNISAで毎年40万円、夫婦なら80万円、子どもがいる方は児童手当をジュニアNISAに年30万円、これだけで年間100万円超えます。余剰資金がある方は更にiDeCoを活用すれば老後2000万円問題は即解決です。投資信託オンリーでも十分過ぎる結果が得られると思いますので、「バブルがはじけたら・・」なんて心配している方も、早めに始めることをおススメします。