おはようございます。
先日初めてグーグル砲を受けまして、アクセス数が急増しました。本日はその記事の続きで、学校の先生が貰える各種手当についてです。一般企業にお勤めの方やこれから教師を目指す方の参考になればと思います。
これまでの年収推移
前回は今年教員生活10年目を主任教諭として迎えた旦那の4月分給料の話でした↓↓
残業代はありませんので、単純に月収の16倍すれば大体の年収はわかるようです。(ボーナスは4か月分以上貰えますが、給料を基準に算出されるため)ただ手当の中には変動するものもありますので、世帯状況が変わったり土日の仕事量次第で数十万円増える場合もあります。
ちなみにここ最近の旦那の年収ですが、
2015年⇒550万円くらい??
2016年⇒580万円代
2017年⇒590万円
2018年⇒584万円(↓↓)
2019年⇒616万円
2020年⇒推定640万円
という感じで、2017年までは右肩上がりでした。順調に増える源泉徴収票を見て「2018年はようやく600万円超えるぞ~」なんて言ってたはずですが、初めて年収がダウンしました。
我が家の状況がどう変わったかというと、
2015年・・入籍
半年後妊娠がわかり、退職
旦那は定時制の学校へ
2016年・・チビたん(長女)誕生
2017年・・マンション購入
2018年・・チビ吉(長男)誕生
2019年・・旦那は全日制の学校へ
この5年間で手当がどう変わったかを振り返ります。
教員の各種手当
興味がある方は都教委のHPをご覧下さい↓↓
下線は現在貰っているものです。
①教職調整額
・原則として給料月額の4%が支給
・管理職はなし
・これを払う代わりに、残業代はなし
②扶養手当
・配偶者、父母等・・6000円
(ただし収入要件あり)
・子・・9000円
(高校生&大学生だと+4000円)
以前は額が違いましたが数年前に改定されまして、配偶者の額は減り、子の額は増えました。専業主婦なんて言ってないで働けということですね。この5年間で我が家の支給額も変わり、現在は2.4万円支給されています。
③地域手当
「民間における賃金、物価等に関する事情を考慮して、勤務する地域に応じて支給」だそうです。
④義務教育等教員特別手当
「教員に優秀な人材を確保することを目的として制定された~法」に関する手当です。ちょっと何言ってるかわかりません(笑)
⑤教員特殊業務手当
・土日等に部活動指導⇒4000円
・土日等に大会引率⇒5200円
・修学旅行の引率(1日1000円程度)
いわゆる「特勤」というもので、これによって年収が結構変わります。特に4~6月は大会が多く、本来であれば土日は結構潰れること多いようです。税金も大変ですね。
⑥給料の調整額
特別支援学校(学級)の教員に支給
⑦へき地手当
島(大島、三宅島等)の教員に支給
⑧定時制通信教育手当
定時制&通信制の教員に支給
前の学校では支給アリ(特勤約2日分)
⑨期末・勤勉手当
6月&12月に2か月分+α支給
⑩管理職手当
学校の管理職(校長、副校長等)に支給
ただし副校長の業務は地獄だそう・・
⑪通勤手当
・6か月定期代分支給
・自転車通勤の場合、距離に応じて支給
旦那が自転車約20分で通勤していた頃は、6か月で12000円程度支給されたとのこと
⑫住居手当
・世帯主なら15000円支給
・支給は35歳まで
それまでに家を買えということでしょうか・・?我が家もマンション購入後は貰えなくなり、収入がダウンしました。
終わりに・・
旦那の場合、月収が約40万円(給料等全員対象のもの+扶養手当+特勤)ですので、単純に16倍すると推定年収は640万円だそうです。とは言っても土日の部活動次第では増減しますので、コロナが長引けば部活動も難しいですね。インターハイも史上初中止ということで、今年の3年生は本当に可哀想です。土日休みが増えてくれるのは私としては嬉しいですが、旦那は「教員の仕事で一番楽しいのは間違いなく部活」という人間です。自分の担当部活動以外でも時間があれば遊びに行っているそうで、どの種目であっても日々子どもが成長していく姿を見ることができるのはやりがいだと言っています。
早く終息して、シロクマ先生には楽しく仕事をしてもらいたいですね。皆さん、もう少しの我慢ですよ!