旦那は教師~元DH(歯科衛生士)の専業主婦による資産運用ブログ

元DH(歯科衛生士)の専業主婦による、「資産運用」と「子育て」についての備忘録です。旦那の仕事についてもたまに・・

公立学校の先生向け~積立年金保険の案内が到着☆加入のメリットはあるのか検証!

こんばんは。
先日旦那がタイトルにある「積立年金保険(拠出型企業年金保険)」という商品の募集案内を持ち帰ってきました。東京都人材支援事業団に加入している方向けのこちらの商品、中身を確認して衝撃を受けましたので本日はこちらのお話。

積立年金保険の特長

パンフレットに書いてある特長は次の4点です。
ちなみにこちらの保険、A型(一般生命保険料控除型)とB型(個人年金保険料控除型)がありますが、B型のみの加入はできません。
①都の事業団の規模を生かし、積立金を着実に運用!

(令和元年11月時点で予定利率は1.25%
②退職時に多彩なコース選択が可能!
③加入口数は毎年変更可能!年に2回一部払出しできる(A型のみ)
④払込保険料は、年末調整の対象!

という明治安⚪生命保険さんが幹事の年金保険です。加入者は約4万7千人、平均加入口数は7口⇒13860円とのこと。

積立年金保険の罠

見たところ私にはメリットが見当たりませんでした。 デメリットはスタートガイドにハッキリと書かれていることそのまんまです。最近の運用実績という欄にこんな記載があります。
1.積み立てられた保険料は予定利率1.25%で複利運用され、
2.更に実績により配当金が生じる年度もある
そして大きく「過去3年間の配当金を含めた運用利回り」は、
30年度(平成28.7~)1.37%
31年度(平成29.7~)1.36%
32年度(平成30.7~)1.50%
となっているそうです。
そして1.にはこんな注意書きがあります。
「積立時保険料の約1.3%の保険事務費及び遺族特約保険料(月払保険料1口につき約2円)を控除し、控除後の金額を予定利率で運用します。また積立金からは約0.1%の保険事務費が控除されます。なお・・」以下は事務費は変わる可能性があることが記載されています。
FP試験に合格されている方には簡単な文章かと思いますが、私にはよく理解できません。というか、この商品大丈夫!?としか思えないんですが。コレってまともな商品ですかね?どなたか解説してほしいです(笑)
また2.には別の注意書きがあります。
「毎年の配当金は前年度決算により決定します。毎年の決算により配当金が生じた場合には、積立期間中は責任準備金の積増のための保険料の払込に充当し、年金開始後は年金の増額のための保険料に充当します。」
これはどういう意味でしょうか?その他にもいろいろ書いてありますが、とりあえず、

・払い込んだ保険料から1.3%取られ、

・積立金からも0.1%取られ続ける

商品ということですかね。資料にシミュレーション図がありますが、年間241560円(月20130円)を35年間運用すると、841万円の払込保険料が177万円増加し、積立金額は約1018万円になると書かれています。
ちなみに楽天証券のシミュレーションで同条件で調べてみると、こんな感じ↓↓

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毎月20130円を35年間、1.25%で複利運用した場合

随分と金額が違います。手数料除いたシミュレーションだとしても、〇十万円も差が出るものでしょうか・・

ちなみに毎月2万円を35年間、低く見積もって3%で運用したとしてもこんな感じ↓↓

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米国株なら3%と言わず、もう少し高いリターンが期待できそうですね。

積立年金保険のメリットって、どこにあるでしょうか????

毎月高い保険料を払っても、わずかな所得控除にしかならないのに「所得税&住民税が下がった~( ^^) 」なんて喜んでいる人がいるとしたら大問題ですね。保険や税金の勉強が必要です↓↓ 

www.ozukun3130.com

先生にこそiDeCoがオススメの理由

「銀行に預けていてもダメだ」とせっかく気付いてたのに、こういったパンフレットを見て「教員向けだし安全だから」と思って申し込んでいる方がいるのは本当に気の毒です。つみたてNISAやiDeCoであれば手数料を考慮しても年利4-5%以上が期待できるのに「元本保証がない=ギャンブル」と決めつけて株を遠ざけてしまうのは残念です。日本の子供たちにもっと金融教育をしてもらうためには、まず先生方が勉強しないとダメですね。
そういえば最近、旦那の先輩(定年まであと数年の方)が 「もうすぐ退職金入るから・・」と言ってつみたてNISAの勉強を始めたそうです。普段の仕事を見ててもかなり仕事のできる方らしく、尊敬できる先輩が投資仲間になりそうだと旦那も喜んでいました。忙しい教育現場で働く先生方、営業マンに勧められて変な商品に手を出すことがないよう、早めに資産運用の勉強を始めましょう!
子どもたちへの金融教育を充実させるためには、まずは現場の先生方のインプットからですね!!(*^-^*)