高校教師×パート衛生士の資産形成ブログ

パートDH(歯科衛生士)の主婦による資産形成の備忘録です。また都立高校教師の妻が日々感じている「学校」や「教師」の不思議についても発信します。

あっちゃんのyoutube大学で学ぶ、米国株の始め方。デメリットにも注意。

おはようございます。

Twitterでも話題になっていますが、先日オリラジのあっちゃんがyoutube大学で米国株についてアップしていると聞き、昨日視聴してみました。

youtube大学で米国株の勉強!


【株投資①】誰でも稼げる米国株投資〜富裕層になるための鉄則〜


【株投資②】金が金を生む米国株高配当マネーマシンの育て方

さすがあっちゃん、トーク力が違います(笑)株をやらない人からしたら、この動画を見て「米国株やってみよう!」と思う人もいるかもしれません。(多くの人は、怪しい情報商材でも売り始めるのか・・と疑うと思いますが)

動画の②だけを見れば十分かと思いますが、投資未経験の方は①やそもそも預貯金のリスクについて説明されているその他の関連動画をご覧いただいた方が良いかと思います。資産運用について解説されているこちらの動画も面白いですよ↓↓

www.ozukun3130.com

今回の動画は「バフェット太郎」さんと「たぱぞう」さんの本の内容が紹介されています。本を読んだことはありませんが、たぱぞうさんのブログはよくチェックしています。二人とも米国の株主還元への姿勢や上場後も厳しい基準で新陳代謝が起きる点などから日本市場よりも魅力的だと紹介されていて、私もそういった点に魅力を感じ米国株中心に投資をしています。

米国株のメリット

米国株についてのメリットは動画でご紹介されている通りです。日本にも魅力的な企業はありますが、国の投資教育から違います。学校では教えてくれないという言葉が出る度、旦那が熱く語ります。

これからはHRで投資教育だ!

保護者からクレーム入るね(笑)

これから始める方はまず、①個別株②投資信託・ETFどちらが好みか考えましょう。迷う人は投信・ETFから入ればOKです。「iphoneユーザーだし、絶対にアップルの株を買いたい!」と身近な企業から自分で選びたい人は個別です。バフェット太郎さんは不況にも強いディフェンシブ銘柄中心ですが、それでも個別株の破たんリスクは0ではありません。我が家のように資産が少ないうちは個別株だけでも良いですが、運用額が7000万円だと10銘柄に分散しても1銘柄700万円・・さすがに私にはマネできません(笑)というわけでたぱぞうさんがおススメしているように、米国株は投資信託やETF中心で運用するのが良いと思います。

米国株のETFといえば、VOO(S&P500に投資)VTI(米国全体に投資)ですね。(米国だけでなく全世界に投資ということであればVTというETFもあります)

どちらを選んでも大差はないと思いますが、VTIは小型株も含むのでそれをどう考えるかです。私の場合、本当はVOOを買いたいんですが単価が高過ぎるためVTIを少額保有しています。

VOO⇒285ドル(約3万円)

VTI⇒157ドル(約1.7万円)

VT⇒75ドル(約8千円)

3月のコロナショックでも結局買い増しできなかったので、今後はVTだけをひたすら積み立てればいいかなぁとも思っています。ポートフォリオはなるべくシンプルにしたいですね。ちなみにこの3銘柄であれば、ネット証券で手数料無料で買い付けできます。

あっちゃんの動画でSBIバンガード(S&P500)と楽天全米株式インデックスファンドがETFとして紹介されていましたが、正しくはどちらもETFを直接買い付ける投資信託です。ETFの方が低コストだしリアルタイムで取引できますが、投資信託は円で100円から購入できるのがメリットです。ドルを買ってから・・という手間が省けるので、こだわりがない方は投資信託の方が楽です。今なら5万円の積立までであれば楽天カード積立で1%還元が得られますので、むしろ投資信託の方が低コストになるかもしれません。(そのうち楽天らしく改悪されると思いますが)

ちなみにもっと楽なのはウェルスナビです。数種類のETFをバランスよく購入してくれます。なるべく楽に投資したい方は、1%のコストをかけてでもウェルスナビがおススメ。

米国株のデメリット

動画では触れられていませんでしたが、最大のデメリットが2重課税です。多くの日本株と違い米国株は3か月に1回配当を貰える企業が大半です。配当金を貰い再投資するのが精神的にもメリット大なんですが、そこには税金というデメリットが存在します。というのも米国株の場合、現地課税として10%引かれた後に、日本国内で更に20.315%課税されてしまいます。配当金を運ぶマネーマシンを作りたくて米国株をやろうにも、実際に受け取れるのは配当金額の約72%です。バフェット太郎さんのブログで受取配当金を見れば、税金の大きさがよーくわかります(笑)

ただしこのデメリットは特定口座で運用した場合の話です。NISA口座であれば国内の課税はないので、現地課税後の配当金は丸々ゲットできます。そもそも投資信託なら課税されずに内部で勝手に再投資してくれますので、目に見える配当金がいらないという方ならやはり投資信託がおススメ。課税を繰り延べできるし、つみたてNISAなら出口でも課税されません。

終わりに・・

現地課税については確定申告である程度取り戻せる場合や、最近では2重課税を回避できるETFも国内に上場しています。2重課税という最大のデメリットを含めても魅力的な米国株、これが解消されればますます魅力が増しますね!

最近は1株ずつ買える証券会社なども増えてきましたが、(つみたて)NISAに対応していないのが難点。米国株はそもそも1株ずつ購入できますので、楽天・SBI・マネックス証券などのネット証券で非課税口座を開設して、皆さんも少しずつマネーマシンを育てましょう。最近株を始めた方、これから第2波で米国株は大きく下落するかもしれませんが、とにかく退場だけはしちゃダメですよ!今ある含み益が、一瞬にして消える恐怖・・

暴落=買い増しのチャンス