おはようございます。
現在我が家のポートフォリオをもう少しシンプルしようと計画中です。我が家の資産の10%を占めるBDC銘柄についてもある程度整理しましたので本日はその報告です。
BDC銘柄って何?
当ブログは素人主婦投資家が運営しているため、著名なブロガーさんの解説記事をご覧下さい。たぱぞうさんや三菱サラリーマンさんの記事が丁寧に書かれていて勉強になります。
利益の90%以上を配当として出すことで法人税が免除されるという、リートに似た仕組みですね。銀行から融資を受けづらい中堅企業や新興企業を支援する投資会社ということで、GAFAMのうちアップルなどもBDCから支援を受けていたのは驚きです。
高配当で有名ですが、その分リスクは大きいです。
(↑当たり前ですね)
ARCCなんかはリーマンショックを経験していますが、20ドル以上あった株価が3ドル台まで下がっています。当時保有していた方の多くが、資産がどんどん減っていく恐怖と闘いながら結局損切りしてしまったのではないでしょうか。当時3ドル台で購入できた方は、YOC(買い値でみた利回り)が50%という夢のような状況ですね。
コロナショック、その時現場は・・
旦那はARCC、MAIN、PSECの3種類に投資していました。楽天証券で購入できるのは4銘柄で、この3つを選んだ理由としては、
ARCC
⇒株価は横ばいで安定だし時価総額トップ
MAIN
⇒右肩上がりだし毎月配当
PSEC
⇒右肩下がりだけど毎月で高配当
あと再投資がしやすい(1株5ドル台)
という感じ。それぞれの10年チャートがこちら↓↓
ARCCの10年チャート
PSECの10年チャート
MAINの10年チャート
これを見た限り、個人的にはMAINが魅力的ですね。ですが時価総額や投資対象の分散状況等を考えると、やはりトップのARCCが高リスクのBDC銘柄の中では安定しているという印象。とはいえ3月にはご覧の通り7ドル台まで下がり、このまま更に下がり続けるとしか思えない下落でした。
あまり買い増しできなかったなぁー
結局ある程度しかナンピンできず、3銘柄合計で一時は-50%の含み損に。ですがFRBの対応策が市場に好感されてからみるみるうちに株価は戻り、あっという間に含み益に。ARCCを底で買えた方は、減配がなければYOCが20%を超えていますね。
こちらのBDC銘柄ですが、SBI証券では取り扱っていない銘柄ですので、私のNISA口座では購入できず。というかご覧の通り、私はリートやBDCよりもETF&タバコ株が魅力的過ぎて、今のところ投資対象外です↓↓
素人が手を出す銘柄じゃないよ!
ギャンブル銘柄だね(笑)
PSECとMAINを売却した理由
そもそもPSECは高配当とはいえ、チャートの通りどんどん元本が毀損されていて、まるでタコ足配当のようです。インカム重視とはいえ、2重課税の状態でこのままホールドする気も起きないので配当1年分のキャピタルゲインになった先日売却。
MAINは配当2年分のキャピタルを超えたので売却してしまいましたが、その後もスルスルと上昇しています。こちらはすでに底値から2倍になっていますので、今後再び投資する可能性もありです。目先の利益確定よりも長く保有した方が良いかもしれませんが、1か月後には第2波で暴落しているかもしれません。そう考えると、やはりBDC銘柄は暴落時限定で投資すべきかもしれませんね。もちろん紙くずになるかもしれませんので、多くてもポートフォリオの10%までにしておきたいところ。
ちなみにARCCは現在配当金1年分の含み益ですが、この銘柄だけは売却せずに保有し続けていく予定です。現在YOCが10%以上なので、多少の減配や含み損であれば安心して保有できます。現在200株保有中で年間予想受取配当金は3.2万円(税引前)、配当金をすべてARCCに再投資していけば雪だるまはそこそこ大きくなりそうですね。下がったらMAINに再投資しても良いかもしれません。
銘柄も整理され、月末の資産報告も少し楽になります(笑)ポートフォリオも家計ももう少しスリムにして、地道に配当金再投資を続けます!!
*投資は自己責任でお願いします*