高校教師×パート衛生士の資産形成ブログ

パートDH(歯科衛生士)の主婦による資産形成の備忘録です。また都立高校教師の妻が日々感じている「学校」や「教師」の不思議についても発信します。

祝☆昇任選考合格!昇任すると教員の業務はどう変わるの??

こんばんわ。珍しく夜更かし(笑)

旦那の昇任が決定しました(*´▽`*)
祝い酒だーと騒ぎ、飲み過ぎた旦那は爆睡中。
昨年いろいろと準備したものの落ちてしまい、『今年駄目なら働き方を変える』と宣言していましたが、今回の結果を受けて今後も無事に教員を続けることになりそうです。ちなみに以前の記事で「全員合格or不合格は聞いたことがない」と言いましたが、今年も旦那の職場では残念な結果だった方がいたようです↓↓
本日は「主任」としての業務について。

主任教諭と学年主任の違い 

主任教諭になると給料はアップしますが、当然仕事や責任は増えるはずです。旦那は運動部の顧問ですが、生徒が集まらずほとんど活動してません。仕事も落ち着いてきて最近はほぼ残業もなく帰宅して子どもの遊び相手をしていますが、主任になるとこの生活はどう変わるんでしょうか?

そもそも教師の役職は、教諭⇒主任教諭⇒主幹教諭⇒副校長⇒校長と上がっていきます。といっても、主幹教諭になると必ず学年主任か分掌(部署のこと)主任を務めることになっていますが、主任教諭にそのポジションが回ってくるかどうかは「その人による」が正解です。

例えば、旦那と一緒に仕事をしている学年主任は「主任教諭」ですが、他の学年の主任は2人とも「主幹教諭」です。教員の経験年数が一緒であれば、当然主幹の方がお金を貰っています。以前に仕事量について担任>>>>>副担任と言いましたが、同じ学年主任であれば仕事量は一緒です。ですが役職によって給料は異なります。そして旦那から聞いて驚きだったのが、学年主任や分掌主任をやったところで特別な手当はないということ。もちろん担任をやっても手当はありません。
ということで、同じ主任教諭でも給料は変わらないのに仕事量は全然違います。先日旦那が部活もないので定時で帰宅しようとしたら、退勤を打刻する機械の前に先生が4名並んでいましたが、全員主任教諭担任を持っていない先生だったそうです。旦那も定時で上がれることは多いですが、いっつも定時で帰宅しているメンバーは一緒だとのこと。「やりがい」という一言で、熱意のある先生や若手の先生に業務が集中しているんですね・・担任をみんなで順番に持つのが一般的みたいですが、実際にはずっと担任を外れている(外されている)人が多いみたいです。

次年度の旦那の担当分掌は・・・

旦那は教員になった当初から「手当がない限り、特に担任をやりたいとは思わない」「授業や部活で子どもたちの成長が見られれば良い」と話していました。現在勤務している学校では、昨年度多くの先生が担任を拒否した(??)らしく、来年度も誰が担任になるのかいろいろな噂が流れています。そしてここでも、問題アリの先生は「アイツが持つと学級崩壊するからダメ」と周りが止めるため、結局一番仕事の少ないポジションにいくことになるようです。旦那は「俺もあのポジションを目指したい(笑)」と言っていますが、おそらく今年同様校長先生から頼まれたら担任は断らないと思います。ちなみに旦那は9年間の教員生活で、7年間担任(笑)

というか、担任断るって何!?というのが正直な感想です。先生になる人は情熱を持って子どもと接していると思っているので、自分の子どもの担任がそんなイヤイヤ仕事をしているなんて思いたくありません・・といいつつ教師の妻としては、仕事はほどほどにして早く帰宅して欲しいのも本音(笑)

終わりに・・

今回の昇任により、次年度から給料や昇給のペースが上がります。その分仕事量は増えるはずですし、年齢的に学年主任はなくても分掌主任は回ってくる可能性があるそうです。といっても、旦那よりも教員歴が長い主任の先生方が何人もいるようですので、数年間はそこまで残業が増えないことを願っています。

満面の笑顔で帰宅した旦那を見て、嬉し泣きをしてしまったオズ君ママでした~