おはようございます。
10月23日にFP3級試験の発表があり、無事に「完全合格」をいただきました。この調子で1月の2級試験も受験を考えていますが、同じ日に教員採用試験の合格発表もあったようです。今年度旦那の職場で受験した方がいたのかは不明ですが、何度受けても合格できなかった友人から、「合格できた!!!」と嬉しい連絡がきたようで・・
教員採用試験の倍率
先日ニュースを見ていたらこんな記事を発見↓↓
可愛い姪っ子二人も埼玉県の小学校に通っているので、教員採用試験の倍率低下が聞こえる度に心配になりますね。記事によると、倍率が3倍を下回ると質の低下が懸念されるとのこと。そもそも志願者ベースの倍率(4.2倍)と受験者ベースの倍率(3.7倍)が結構違うのが気になりますが(笑)そういえばFP試験でも空席が目立ちましたね・・そんなニュースを見ると気になるのが東京都の倍率。教育委員会のHPに載っていました↓↓
気になる小学校の倍率は・・2倍!!??
驚いて旦那に聞いたところ、こちらの数字はあるトリックが施されているようです。教師を志望する人は今がチャンスですね。
名簿登載と期限付採用
東京都の場合、二次試験合格者は「名簿登載者」となり、2月末~3月初旬頃に配属予定の学校に呼ばれ面接した上で、新規採用者(新採)として4月1日から勤務がスタートします。旦那も10年前の試験で名簿登載者となり、某市の高校に配属されました。
名簿登載者で配置が決まっても現場には常に欠員が生じるため、東京都では「期限付任用教員名簿登載者(期付)」と呼ばれる、補欠合格みたいな枠が存在します。こちらの画像の右側が期付の人数で、倍率はもちろん名簿登載者のみをカウントして算出されます↓↓
詳細が気になる方はHPをご覧ください。
令和2年度東京都公立学校教員採用候補者選考(3年度採用)の結果について|東京都教育委員会ホームページ
コレって応募者数合ってるんですかね??
小学校の場合、倍率はギリギリ2倍を保っていますが、落ちた人のうち半数以上が期付となっています。つまり3053人の受験者のうち、2400人はどちらかの名簿登載者となる訳ですね。いずれかの名簿登載率は78.6%、FP3級の合格率みたい(笑)。
ただし期付任用の人は、いつ採用の連絡が来るかはわかりません。3月下旬でも連絡が来れば良い方で、4月以降も欠員が生じた段階で急に連絡が来るので、アルバイトをしながら連絡を待つ方も多いとか。旦那の友人や先輩にも期付採用の方がいましたが、
〇Aさん
⇒特別支援学校へ⇒現在中学校勤務
〇Bさん
⇒特別支援学校へ⇒現在高校勤務
ちなみに2人とも中・高等学校共通(〇〇科)を受験しており、「特別支援」という種類で受験したわけではありません。
〇Cさん
⇒連絡がないので、諦めて非常勤講師として働く学校を決定。その後連絡が来たものの、「非常勤で勤務している」と断ったところその後しばらくは採用試験に合格できず。数年前にようやく期付採用⇒翌年本採用で現在小学校勤務
Dさん
⇒3月末に連絡があり、4月から高校に配属されいきなり担任⇒周りの先生方から「大丈夫」と言われていたものの不合格となり、年度末修了式で子どもたちにお別れの挨拶
というように皆さん大変な思いをされています。旦那の職場にも期付採用⇒翌年本採用という方もいますし、過去には期付採用⇒翌年不採用となり1年で退職扱いになった先生もいたそうです。
期付採用だと業務はどう変わるか気になりましたが、実際には正規採用とまったく同じ業務で、もちろん担任を持つこともあります。あくまで「試用期間」みたいな感じなんですね。もちろんボーナスもあります。
期付採用で働いている人は翌年の本採用に向けて再び採用試験を受験しなければならないですが、期付任用として働いている場合、試験は面接のみになるので、不合格になる可能性はそこまで高くないそうです。
落ちる方もいますが多くが翌年の本採用を勝ち取れる期付採用、小学校の場合これを含めないでの倍率が2倍です。期付採用者のうち翌年の合格者が何名なのかはわかりませんが、毎年一定数は存在するはず・・
受験者数操作してる??
単純にモンスター予備軍排除じゃない?
先生になりたい人を増やすにはどうすれば良いんでしょうか。最後にシロクマ先生の倍率アップに向けた提案がこちら。
◎モンスター教員(主に50代)討伐
◎モンスターペアレント討伐部隊派遣
◎学校ペーパーレス化