おはようございます。
最近ニュースで「渋谷区がLINEで住民票を取れるように」とか「6月のキャッシュレス還元事業終了後、マイナポイント制度が始まる」という話題が出たかと思えば、一方で「公務員へのマイナンバーカード作成、事実上強制」なんて批判的な記事も見かけました。「国民を番号で管理するなんて!!」と拒否する気持ちもわかりますが、実際にマイナンバーカードを保有しているシロクマ家が、保有してみて感じたメリット・デメリットについてお話します。
マイナンバーカードの普及率
2019年の記事を見ると、マイナンバーカードの保有率は20%を切っているようです。国家公務員でも25%と、全然普及していません(笑)つみたてNISAやIDeCoもそうですが、便利でお得なことはわかっていても心理的なハードルが高いのが事実ですね。
国民を番号で管理するなんて!
この気持ちが強いんでしょうね。よーくわかります。
旦那の職場でも事務の方から「マイナンバーカード保有率の調査です。回答をお願いします。」と一斉メールが来たそうです。保有している欄にクリックして周りの先生に話したら、当然のように誰一人として持っていませんでした(笑)中には通知カードと混同している人もいたとか・・
国としては徴税のためにマイナンバーカードを推進したいので、国家公務員やその家族に「保有しない理由」を聞いているそうです。それに反発して作らない人が出るという悪循環・・老後2000万円問題と同じ匂いがしてきます。
マイナンバーカード保有のメリット☆
実際に保有しているシロクマ家がメリットを解説します。
住民票の写しがコンビニで取得可能!
住民票の写しや印鑑登録証明書などがコンビニで取得できます。例えば世田谷区の場合、
・毎日6時半~23時まで
・マルチコピー機があるコンビニならどこでも
・1通200円
これで以下の証明書がゲットできます。
住民票や課税証明書などは児童手当の更新などで毎年必要になる方が多いと思いますので、特に世帯主の方はこの点だけでも保有するメリット大ですよ!!
取得できる証明書の種類や時間帯は自治体によって異なりますので、興味がある方はお住いの自治体のHPで確認して下さいね。
証券口座開設がスムーズに
運転免許証があるのとないのとでは本人確認の手間が大きく変わるのはご存知かと思いますが、マイナンバーカードがあるとより楽になります。我が家のように証券口座を何社も開設している方は、手続きがとっっても面倒でしたよね。スタートの面倒臭さで開設を諦めてしまう人もいるかもしれません。
マイナンバーカードがないと、「運転免許証+通知カード」で申し込むことになりますが、通知カードが行方不明なんて経験はありませんか?免許証がないと更に提出書類がややこしくなってしまいます・・マイナンバーカードさえあれば申し込みはかなりスムーズになりますので、「資産運用に興味はあるけど、口座は未開設」という方にもおススメですよ!
マイナポイント&電子確定申告
6月にキャッシュレス消費者還元事業が終了しますので、消費税増税がより家計の重しになってきますね。それに合わせて、今度はマイナンバーカード保有者に対してキャッシュレス還元が始まるようです。詳細は「マイナポイント事業」のHPをご覧下さい↓↓
mynumbercard.point.soumu.go.jp
また2019年分の確定申告もスタートしましたが、現在暫定的に使えている「ID・パスワード方式」もそのうち終わる可能性が高いです。そうなると、「マイナンバーカード&ICカードリーダライタ」がないとe-Taxが使えず、また以前の面倒な紙の確定申告に戻ってしまいます。
e-Taxは本当に楽なので、毎年税務署の混雑にウンザリしている方はこちらの記事も参考にして下さい↓↓
終わりに・・
メリットばかり並べましたが、デメリットは・・特にありません。5年毎の更新にお金がかかるくらいです。自治体により異なりますが、運転免許更新よりかは遥かに安いのでご安心を!(笑)
「番号で管理」されていると思うと気分が悪くなりますが、国としても余計なコストがなくなり、確実に徴税できるwin-winの制度だと思いますので、我が家は作成をおススメします!税金は国のルール通り納めて、でも勉強はしっかりして今後も節税に努めます!!