おはようございます。
先日東京都教育委員会より、今年度の採用試験(令和6年度採用)の倍率が発表されました↓↓
令和5年度東京都公立学校教員採用候補者選考(6年度採用)の応募状況|東京都教育委員会ホームページ
シロクマ先生(旦那)より「年々倍率が下がっていて現場は大変」「病休多過ぎ」という話はよく聞いていますが、数字で見るとなかなか衝撃的です。
令和6年度応募者数は全体的に右肩下がり、一方退職者が多過ぎるため採用見込み者数も増やしているので倍率はどんどん低下しています。ちなみに先程の表は小学校・中学校・高校・特別支援学校を全て合わせた数字ですが、倍率が低い小学校の先生はなんと2603名の応募(昨年比-11.9%)で倍率が1.8倍(昨年は2.5倍)となっています。しかも昨年期限付任用の名簿登載が334名いたようなので、その多くが今年の受験者を水増ししているはず・・というかそもそも応募者と受験者の数字が違い過ぎて、実際の受験倍率は更に下がりそうです↓↓
なお今年から大学3年生が筆記試験のみ前倒しで受験できるようになって、2858名が申込みをしたとのことです。その人数はこの表には入っていませんが、大学3年生時点で「絶対先生になりたい!」と思う方からすれば通常申込みするであろう前倒し受験希望者が3千人を下回っているのは、やはりSNSの#教師のバトンの効果も大きいと思います。病休に入った人の代わりに来る臨時任用の先生も以前は採用試験に受かっていない若い先生が多かったのに、最近は定年後の方も多いとか。
最近教員の残業代に当たる教職調整額を現行の4%⇒10%に上げるなんて案が出ていますが、旦那の場合金額にすると1.2万円⇒3万円になるわけで、給料アップはもちろん嬉しいですが仕事量に応じた給料が貰えるような仕組みができると良いですね。4月から激務となり朝早くに出勤し毎日家でも仕事している旦那からすれば、ほぼ定時で帰れる教員は純粋に給料アップなので羨ましいです。