高校教師×パート衛生士の資産形成ブログ

パートDH(歯科衛生士)の主婦による資産形成の備忘録です。また都立高校教師の妻が日々感じている「学校」や「教師」の不思議についても発信します。

新NISAとiDeCo、どちらを優先するか問題。じぶん年金は必要?不要?

おはようございます。

最近SNSで「新NISAの枠が拡大されるから、資金拘束のあるiDeCoはいらない」「いやいや、所得控除のメリットを生かしてまずiDeCoを優先すべき」なんて話がたくさんありますので、シロクマ家の思う結論をご紹介。

①旦那のiDeCoは上限1.2万円で全米株式に投資、私はiDeCoはやらない

②新NISAは旦那5万円分(楽天証券で楽天キャッシュ利用)を最優先、投資対象は変わらず全米株式

③余剰資金で私の新NISA枠をカード積立(全米)

こんな感じでしょうか。「新NISA枠が1800万円もあり、その枠を最短で埋めるのが最優先」という考えの人が多いようですが、カード積立や楽天キャッシュ積立で確実に1%~2%のリターンを得ながら時間を掛けて投資信託の口数を増やしていくのが最適解に思います。特定口座では利用できる損益通算がNISA口座ではできないので、投資信託や増配銘柄が非課税口座のメリットを最大限に生かせますね。夫婦で3600万円も枠がありますが、この枠を埋められるのは果たして何年後でしょうか。

その一方で、会社員や公務員の方がiDeCoの「掛け金が全額所得控除」という最高の節税策(正確には課税の繰り延べ)を、新NISA枠が拡充したからといって使わない理由にはなりません。そもそもシロクマ家の場合iDeCoの上限は1.2万円で、年間14.4万円です。手数料が月200円弱かかるのは痛いですが、14.4万の所得控除により所得税の還付&住民税の減額というメリットを享受しつつ、ご覧の通り着実に資産が積み上がっています↓↓

iDeCoは2018年の夏ごろに開始し、2019年1月から2023年2月までで含み損になったのはたったの数回、コロナショックでの下落が最大で-10%以上でした↓↓

ただそれ以降は含み損になることもなく、ご覧の通り含み益がどんどん拡大しています。2022年は米国市場が大きな調整をした年と言われていますが、グラフを見る限りではそんな風には思えません。積み立てている商品が楽天VTIなので信託報酬はイーマクシス系より少し高いですが、節税効果を考えると十分プラスになるので気にせず積立継続中です。

ただしシロクマ家の場合、実はiDeCoの節税メリットを最大限生かせているわけではありません。というのも14.4万円の所得控除により所得税還付というメリットがあるわけですが、そもそも住宅ローンの残債が多過ぎてiDeCoをやらなくても全額還付されます(笑)住宅ローン控除により所得税が全額還付され、更に翌年の住民税も減額(上限13.65万円)されるんですが、それでもまだローン控除枠が余っているのが現状です。もう少し所得が増えたり残債が減ることで最大限節税メリットを生かせますがそれはまだ数年後の話で、わざわざ資金拘束されるiDeCoを始めなくても良いという意見もよく分かります。

iDeCoは個人型確定拠出年金なので、結局のところじぶん年金が必要かどうかで判断するのが最もわかりやすいですね。公務員2馬力であればかなりの年金額になるためiDeCoは不要かもしれませんが、ゆとりある老後のために今から少しずつ積み立てるのもアリだと思います。シロクマ家のように配偶者が専業主婦(夫)やパート勤めの場合、年金額を考えるとやはり加入した方が良いと思いますね。

最後に、NISA拡充だけでなくiDeCoも上限金額が2万円(?)になるなんて話もあるみたいですね。もし上限額が増えた場合、今のところiDeCoは上限いっぱい活用する計画です。以前は「住宅ローン控除があるうちは掛け金を最低の5千円に減らす」ことも考えましたが、パートにより世帯収入も増えていますので月1.2万円を2万円に増やしたとしても問題ないと考えています。(食費&衣服費は削れるところがたくさんあるので・・)iDeCoでじぶん年金を確保しつつ、新NISAも楽天キャッシュ積立が改悪されない限りはまず月5万円を目標に枠を埋めていき、余剰資金はどんどん夫婦のNISA枠を活用して市場に投下していけば、そのうちアッパーマス層になれますね。あとは余計な売買をしないことですが、それが一番難しい・・

www.ozukun3130.com

www.ozukun3130.com