おはようございます。
いろいろと問題があったらしいコインチェックの初IEOですが、無事に上場を迎えました。SNSではオリンピック並み(?)のお祭り騒ぎ、シロクマ家も利益が出て嬉しい限りです。仮想通貨で利益が出ると必ず発生する問題、それは税金ですね。
PLTの売却益
私はコインチェックの口座開設はしていませんので、旦那の口座で100口応募し7口(7000PLT)当選しています。SNSを見る限りでは当選確率7%というのは結構高い方なのかもしれません。1PLT=4.05円ですが、販売手数料が8%とかなり高いです、マネックス証券の株価が上がったのも納得です。
IPO(株の新規上場)なら初値売りが原則ですが、今回のIEOは10倍も公募価格割れもどちらも可能性があると盛り上がっていましたので、5倍程度は上がると予想。
・10円以下なら3000PLT買い増し
・20円超えたら2000PLTだけ売却
こんな感じで考えていると話し仕事に向かった旦那でしたが、昨日帰宅後に聞いたらところ「10倍くらいまで上がったようだけど、下落が早過ぎて売れなかったわ~」とのこと。結果は25円で2000PLTのみ売却、残り5000PLTは宝くじとして保有予定です。プレセールで4.05円(+手数料8%)でゲットしたPLT、見事5バガー(5倍)超えで売却し投資元本+諭吉さん2人分は回収できました。
仮想通貨の税金
記事作成時、1PLTは23~24円を推移していますので、残り5000PLT保有中のシロクマ家は11~12万円分の含み益ということですね。これについては放置する予定ですが、年末の仮想通貨の売買損益次第では調整のため売却することもあるかもしれません。
投機枠として夢のある仮想通貨ですが、やはり最大のデメリットは税制です。そもそも税金計算は途中の売却があると非常にややこしいのでガチホ(永久ホールド)するのが一番楽です。
・給与所得者である旦那は所得が20万円を超えた場合
・専業主婦である私は38万円(住民税は33万円)を超えた場合
に確定申告の義務が発生しますが、そもそもシロクマ家の場合来年は必ず確定申告をしなければなりません。(NTTドコモのTOBによる売却分+ふるさと納税先が5か所を超えるため)仮想通貨は株との損益通算はできませんし、株なら確定申告することで3年は繰り越せる損失の繰越控除も対象外です。株に比べて圧倒的に不利な税制なので、現状はこんな風に考えています。
私
・年内の売買益+その他所得は33万まで
(ポイ活やメルカリ、アドセンス等その他の所得も含めてこの額に抑える必要あり)
・含み損は放置、確定申告はしない
旦那
・年内の売買益は+20万まで
・すでに売却益が+10万円程度あるため、年末に含み損があれば株と同様に損出しも検討(仮想通貨内の損益通算は可)
・ただし確定申告する年は、課税される所得金額(下記)が330万円以下に収まる範囲で利益確定してOK
旦那の昨年の年収は600万円を超えていて課税総所得は280万円未満、ということは今年も300万円を超えることはまずありません。雑所得が40~50万円あっても所得税はそこまで大きな負担にはなりませんね。課税所得が330万円を超えてくると所得税だけで20%なので、住民税と合わせて30%の税負担です。とはいえ仮にPLTなどが数年後爆上げして仮想通貨の売却益が+〇〇〇万円となっても、課税所得が900万円を超えなければ税負担はそこまで大きくありません。あるいは数年後にFX同様分離課税となる可能性も少しはあると思いますので、それまで気長にホールドするというのもアリですね。
「仮想通貨は税金で半分以上持っていかれる」と言われていますが、数十万円の利益であればそんなことはありません。値動きが激しいのでよく「ポートフォリオの〇%まで」と言われていますが、最近は資産が少ないうちは宝くじだと思って、暗号資産を多めに組み入れています。投資は自己責任、投機も自己責任ですが、含み損に耐える覚悟があれば選択肢の1つに暗号資産もアリですね。